フランスのライフスタイルブランド、
ASTIER de VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)が届ける
美しいコレクションの数々。
純白の釉薬を纏った器は、彼らの代名詞とも呼べるだろう。
土色が柔らかく透け、丁寧な手仕事でしか生み出すことができない、
凛とした存在感を放っている。

中でも、創業当時より制作されているシリーズ
“Simple(シンプル)”は、現在も不動の人気を誇るコレクションだ。
装飾は縁に引かれた一筋のいびつな線のみで、
あらゆるものを受け入れる寛容さと慎ましさが根付いている。
その簡素さはまるで未だ何も描かれていない真っ白なキャンバスのよう。
使い手の個性こそがそのキャンバスを彩る絵の具となり、
日々をより豊かなものにしてくれるだろう。

ASTIER de VILLATTEのある暮らし。
あなたはどんな景色を描く?

起き抜けに窓を開けると、
やや湿り気を帯びた夏の便りが届いた。
お気に入りのカップにコーヒーを注ぐ。
日の差し込む窓辺で、
近所のパン屋のサンドイッチを頬張る。
休みの日のこの時間は、私だけの贅沢な時間だ。

世界中の都市の香りをイメージした
線香に火を点ける。
今日の行き先は淡路だ。
煙を燻らせるライオンの表情に
自然と頬が緩む。
口紅を引き、仕上げにオーデコロンを
シュッとひと吹き。
ハーブのスパイシーな香りが
爽やかに包み込んでくれた。

今夜もてなす客人を迎えるために花屋に向かう。
季節を巡る花々を選ぶのも、週に一度の至福の時間。
瑞々しい緑に目を奪われた。

持ち帰ったブーケを活けると、静かな心地よさが生まれた。
陰影がある白の陶器は、
植物本来の美しい色を引き立ててくれ、
ふと目にした瞬間が絵のようだった。
この花器がもっと好きになった。

親しい友人とワイン片手に語らう夜。
白い皿を、鮮やかな野菜の緑と、
香ばしく焼き上げた肉の赤で彩る。
昔話に花を咲かせ、
カトラリーと皿が
触れ合う音がやけに楽しい。
時の流れの早さにほろ苦さを覚えた。

ASTIER de VILLATTE とは ?

「人の記憶から忘れられてしまった何かを見つけた時、
私たちはまるで新しいものを発見したようにわくわくした気持ちになるのです。」
そう語るのは、アスティエ・ド・ヴィラットのクリエイターである
ブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットとイヴァン・ペリコリ。

パリで唯一の陶器メーカーとして1996年に創業した。

陶器には、パリ郊外で採掘された土を使う。
パリ市内の工房で何度も練り、
職人たちの手によりひとつひとつ形作られた後、窯で焼き上げていく。

近代的な生産工程とは真逆をいく、
それはまるで19世紀の工房のような時間のかけ方が、
全ての器に土を捏ねた手のぬくもりを残しているのだ。

そして、香りの世界旅行をテーマとしたキャンドルとインセンス、
香水などの香料製品からは、
陶器の作品群とはまた異なる彼らの世界を垣間見ることができる。
彼ら自身が楽しみながら創作することを心掛け、
今日もマセナ大通りのアトリエから世界中へと作品を届けている。